英断ですm(_ _)m
念のため…
せんずり大魔王・Dr.ワルツ.七菜ともに原発推進派ってわけじゃありません。原発を回さないとヤバいんじゃないの?って提言しているだけのことです(笑)

「またか」「どうせ金目でしょ」
SNSではありがちなコメントが見かけそうですが、
実際は…
当たらずとも遠からずだったりします(笑)
なぜなら…
地方行政の『台所事情』は、
電力政策と
切っても切り離せない現実だからである。
東海村の“金欠”という現実──原発停止で交付金が激減
そもそも、東海村ってどこにあるか知らないでしょ(笑)
東海村は長年…日本原子力発電(通称:原電)の東海第二原発を受け入れる自治体として存在。
もちろん、原発があることへの
- 不安やリスクもあったが、
- それと引き換えに国からの交付金や
- 原電からの寄付・雇用・法人税
といった恩恵がガッツリ大量にあったわけで(笑)
だいたいさ、ひと昔と比べると
減便しまくりやがっているとはいえ…
- 東京駅・新宿駅などから
東海村までの直行バスもあるし、 - 特急の停車駅にもなってるって知らないでしょ(笑×∞×∞)
だが、福島第一の事故以降──東海第二原発は停止。
それに伴って交付金・法人関連の税収が激減しまくり!
実際、東海村の2024年度の予算資料を見ると、
- 交付金関連の収入は
ピーク時から半減近くまで落ち込み、 - 財政調整基金(いわゆる“貯金”)も
すでに取り崩し始めており、 - 一部の公共事業は
凍結・縮小、村営施設の維持も困難という状況に突入している。
つまり、“村そのものの存続”が危機的状態にある。
これが「国の仕組み」
こう書くと
- 原発マネーに頼る体質が悪い
- 自立すべきだ
という意見が馬鹿の一つ覚えで出るでしょ?
これこそ…あまりにも現実を知らなすぎ(笑)
日本のエネルギー政策は、
そもそも交付金で立地自治体を支える仕組みになってます。
- 嫌なら受け入れなくていいですよ。
- でも受け入れてくれたら金銭的に報いる仕組みを作ります。
という国の方針で始まったもの!
対して…自治体は
- その条件で承諾し、
- そこから何十年と計画を立ててきた。
で、平和というか堕落した日々が続いてきた中での
急な国の方向転換⇒「もう交付金出ません。でも運営はがんばって」
と言われても、
一朝一夕で自立できるほど地方財政は甘くないでしょ(笑)
だから東海村は、再稼働の是非を
- 単なる安全性だけではなく、
- 『自治体の存続』という現実問題として判断せざるを得なかった。
これは『脱原発か否か』という理想論では語れない、
冷徹な自治運営の論理である。
『輸入すればいいじゃん』派の思考停止
近年よく聞くようになったのが、
- 電気も足りないなら海外から買えばいい
- 国内で無理なら食料も資源も全部…輸入すればいい
という超短絡的な輸入万能論。
これを掲げているのが、
みんなのヒーロー小泉進次郎&竹中平蔵のような、
グローバル市場という夢に酔った『自国軽視型ポジティブ論者』ですね(笑)
だが、この考え方こそがこの国を必ず壊すわけで…。
- 他国の余剰がなければどうする?
- 世界的に需要が逼迫したら、優先順位はどう決まる?
- 輸送インフラが止まったら、誰がどう補填する?
- 為替変動で価格が高騰したとき、誰が負担する?
つまり、
- 他国がくしゃみをしたら、
- 日本がインフルになる仕組み
をわざわざ選んでいるわけで・・・
「輸入でなんとかなる」
という人たちの頭の中には、自国を運営する意志が欠如している。
金出せば解決できる!
その程度にしか思っちゃいないんでしょ(爆)
原発を再稼働すべきか?⇒他に現実的選択肢はあるのか?
原発に限らず…
いつでも稼働できる状態にしておく必要がある以上、
運転停止させていても、
必ず管理維持費が必要ですし、その経費ときたら超膨大になるわけで。
じゃ、何に経費が必要かと言えば…
- 冷却
- 点検
- 警備
- 監視
これらは、
動かさずともお金だけかかる状態を維持する源です(笑)
それならば、
- 安全対策をアップデートし、
- 稼働させて
- 国のインフラとして“使う”
ほうが、税金の使い道としても合理的なんですけど(笑)
わかりにくいってなら、ご自身が使っているもの…
例えば、白物家電やマイカーなどに置き換えてもOK(笑)
山田村長が踏み込んだのは、
そういうリアルを理解しているからだろう。
ここで…馬鹿の一つ覚えで
「じゃあ、事故が起きたらどう責任を取るのか?」
と問う人がいる。
ならば…、
「今、エネルギーが止まって産業が崩壊したら、誰が責任を取るのか?」って
話が出てもおかしくないわけだけど、
自分に都合の悪いことは
絶対に答えないし、いつの間にか逃げているよね(爆)
福島第一原発事故を“正しく”理解しているか?
元はと言えば…
福島第一原発の事故から始まるわけですが、
まるごと「原発が悪」と
処理する能天気&短絡的思考回路というか空気が澱んでるよね(笑)
真因は、
- 津波による電源喪失と、
- それに拍車をかけた当時の政権(特に菅直人首相)の場当たりな現場介入。
- 現場のオペレーションを混乱させ、
- 無理なベント命令を出し、
- 対応を後手後手に回した挙句に
- 各発電施設を次々に吹っ飛ばした現実…
要するに…普通に政治主導の失敗!
これを、誰も突っ込まないんだよなぁ〜(笑×∞×∞)
これを「原発=悪」で片づけるのは、
単なる歴史の歪曲〜とにかくダメと喚きたいだけ!
これってカラスより知能が低いんじゃね(笑)
■この国の情報収集は“空気”と“憶測”が支配している
毎度のことではありますが、
おさらいから(笑)
メディアの多くは
- 一次情報を解釈し、
- 編集し、
- キャッチーな言葉に加工して
- その過程で
事実は摩擦され、時に歪む。 - SNSやテレビの「空気」だけを読んで、
このプロセスを経て、
根拠がなくてもマスゴミが正しいと思い込む人が増えるわけです(笑)
それは情報収集ではない。
単なる情報摂取という名の洗脳です。
まとめ
村も、国も、生活も「覚悟」がなければ成り立たない
再稼働容認に踏み切った東海村は、
批判も覚悟のうえで、村を守るための現実的選択をしました。
もし…あなたの住む町が
同じような状況に陥ったとき、
本当に理想だけで生き延びられるか?
⇒原発反対!って言い切れるかどうか?
エネルギー政策を
「空気」や「情緒」ではなく、
- 財政
- 供給構造
- 安全保障
の視点から考えるタイミングが…もうそこまで来ているんです。
でも…、
それを冷静に語るメディアはあまりに少ない。
だから七菜の独り言では、
一次ソースと構造思考で、『他では語られない現実』を、
あえてあなたに届けします♡
最後に…もう一度問います
あなたの電気は、
どこから来ているのか?
そして、5年後、10年後…
それはまだ『当たり前に』手に入ると思っているのか?
このブログは、
それを一緒に考え続けるための場所でもあります。
「原発=悪」
ではなく、
「原発“も”必要」
と言える大人であれ。

文句を言うだけなら簡単!代替案を出して罷り通ります(笑)
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