来春の話ですが・・・
2025年のスギ花粉の飛散予測が見えてきました。

2月上旬から飛散 例年の2倍も 2025年春の花粉飛散予測第2報 日本気象協会(tenki.jp) - Yahoo!ニュース
今日5日、日本気象協会は「2025年春の花粉飛散予測 第2報」を発表しました。2025年春の花粉の飛散開始時期は例年並みでしょう。2月上旬には九州で、2月中旬には関東以西の広い範囲でスギ花粉が飛散開
来春の花粉飛散量は、
前シーズン(2024年)と比べると、
- 九州〜近畿&東北南部は大幅に増加する見込み
- 北陸&関東甲信も多い傾向
- 東海は前シーズン並み
- 東北北部と北海道は少ないでしょう。
花粉飛散量予測の根拠
花粉飛散量の予測は、複数の制約を考慮して行われる手法に基づいて考えられています。
1.前年の気象条件
- スギやヒノキの花芽の成長には今後の気象条件が影響します。
- 夏の気温
辺りの夏が高温で日照時間が多い場合、花芽の形成が促進され、翌春の花粉飛散量が増加します。 - 降水量
夏の降水量が少ない場合も、花粉の生産量が増加する傾向があります。
- 夏の気温
2.当年の気象条件
- 今年の気象も花粉の飛散に直接影響します。
- 気温
春先の気温が高く、花粉の飛散開始が早まり、ピークも早く訪れる傾向があります。 - 風速
風が強い日は花粉が広く拡散します。 - 降水量
雨が多い日は花粉が地表に押さえられ、飛散が抑えられます。
- 気温
3.地域特性
- 地域ごとの植生(スギやヒノキの分布)や地形が重要です。
- 山間部では花粉の発生量が多く、都市部に風で盛り上がることがあります。
4.過去のデータ
- 過去の花粉飛散量データや気象データを基にした統計モデルや機械学習を活用して予測を行います。
- 地域ごとに異なる特性があるため、詳細な観測データが重要です。
5.観測データ
- 花粉の飛散開始前には、花粉の初観測や予備的な飛散量データが収集され、予測モデルに反映されます。
使用される技術
- シミュレーションモデル
気象データや地域特性を組み込んだシミュレーションが行われます。 - AI/機械学習
最近では、AIを活用した予測精度の進歩が進んでいます。 - 継続モニタリング
実際の飛散状況をフィードバックして予測を更新します。
これらの削減を総合的に考慮して、花粉飛散量の予測が行われています。
2025年の花粉飛散量予測の根拠
- 2024年春の花粉飛散量の影響
花粉飛散量は前年春の飛散量に逆相関傾向があります。
2024年春は九州から近畿、北陸、東北南部で例を下回る飛散量が観測され、関東甲信でも例年並みか少ない状況でした。一方、東海や東北北部、北海道では例をあげて飛散量でした。
このため、多くの地域で2025年は飛散量が増加すると見込まれています。 - 2024年夏
高温で日照時間が多い「高温・多照」の条件が全国的に揃う、花芽形成に非常に良い環境となりました。この気象条件が今年の飛散量増加の妨げとされています。 - 現地調査データ
日本気象協会が実施した花芽調査では、特に四国、近畿、東海で例年より多い花芽の形成が確認されており、関東でも例年同様かそれ以上の花芽量が報告されています。
花粉症にならないように
今のうちから
メンテナンスですね(笑)
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